【現役タクシードライバーが語る】なぜ私はキャンプにハマったのか|夜勤明けに自然を求める理由

ソロキャンプ

タクシードライバーという仕事をしていると、ふと「とにかく静かな場所に行きたい」と思う瞬間があります。

毎日、人混みの中を走り、クラクションや無線、信号、渋滞に囲まれながら仕事をする。

お客様への気遣い、道選び、時間の読み、売上のこと。

タクシードライバーの仕事は、想像以上に神経を使います。

特に夜勤明け。

仕事が終わったあと、普通なら家で寝ればいいはずなのに、なぜか自然に向かいたくなる。

自分の場合、そんな流れでキャンプにハマりました。

実は若い頃からキャンプは好きでした。

アウトドアショップ主催のキャンプに参加し、6月と10月には仲間たちと自然の中で過ごしていました。

カヌーやフリークライミング、料理やキャンプの達人たちから、いろいろなことを教わった時間でもあります。

その頃は、アメリカのMOSSテント「スター ドーム2」を使っていたこともありました。

結婚して子どもができてからは、ファミリーキャンプへ。

大きなテントやコールマンのツーバーナー、ランタンなどを車いっぱいに積んで、家族でキャンプに出かけていました。

そして60歳を過ぎてから、今度は夜勤明けのソロキャンプに再びハマるようになりました。

今思うと、タクシードライバーという仕事とキャンプは、とても相性が良かったのだと思います。

目次

  1. タクシーの仕事は、想像以上に“頭”が疲れる
  2. 明け後の独特なテンション
  3. キャンプは“頑張らなくていい”
  4. 朝の空気で頭がリセットされる
  5. “撤収がラク”はかなり重要
  6. タクシードライバーとキャンプは相性がいいと思う
  7. まとめ|自然の中で頭を空っぽにする時間

タクシーの仕事は、想像以上に“頭”が疲れる

タクシードライバーは、座っている時間が長い仕事です。

そのため、外から見ると「体力仕事ではない」と思われることもあります。

でも実際には、かなり神経を使う仕事です。

  • 常に周囲を確認する
  • お客様に気を遣う
  • 道を考える
  • 時間を読む
  • 渋滞を避ける
  • 売上も気にする

特に都内営業は情報量が多いです。

新宿、渋谷、銀座、六本木。

人も車も多く、常に頭を回転させています。

さらに夜になると、酔客対応や深夜の緊張感、長距離への期待、空振りの焦りなども加わります。

だから仕事が終わる頃には、自然とこんな気持ちになります。

「静かな場所へ行きたい」

これは、タクシードライバーなら分かる感覚かもしれません。

明け後の独特なテンション

タクシードライバーをしている人なら分かると思いますが、夜勤明けには独特のテンションがあります。

疲れているのに、妙にテンションが高い。

眠いのに、すぐ寝るのはもったいない気もする。

朝日を見ながら走っていると、ふとこう思うことがあります。

「このまま自然に行きたいな……」

自分も最初は、そんな軽い気持ちでした。

コンビニでコーヒーを買って、少し郊外へ向かう。

それだけでも、かなり気分が変わります。

仕事終わりの疲れた頭に、朝の空気はよく効きます。

キャンプは“頑張らなくていい”

自分がキャンプにハマった理由のひとつは、キャンプが「頑張らなくていい時間」だったからです。

観光だと、どうしても予定を考えます。

  • どこへ行くか
  • 何を見るか
  • 時間をどう使うか

でもキャンプは違います。

椅子を出して、コーヒーを飲んで、ぼーっとするだけでも成立します。

これが夜勤明けに、ものすごく合います。

特に疲れている時ほど、「何もしなくていい時間」がありがたく感じます。

頑張らない時間を作るために、キャンプへ行く。

今の自分にとって、キャンプはそんな存在です。

朝の空気で頭がリセットされる

個人的に好きなのは、朝のキャンプ場です。

人が少なく、空気が静か。

鳥の声だけが聞こえる時間があります。

都会で働いていると、こういう静けさに驚きます。

特に夜勤明けは、頭の中がずっと回転している状態です。

そのまま自然の中へ行くと、急に力が抜けます。

これは、実際に行ってみないと分からない感覚かもしれません。

朝コーヒーを飲みながら、ふと思います。

「ああ、また仕事頑張ろうかな」

この感覚があるから、またキャンプへ行きたくなるのだと思います。

“撤収がラク”はかなり重要

ただし、夜勤明けキャンプで大事なのは、無理をしないことです。

最初は気合いを入れて、道具をいろいろ増やしました。

でも結局、疲れている時に設営や撤収が大変だと続きません。

だから最近は、道具選びでも次のことを重視しています。

  • 設営がラク
  • 軽い
  • 撤収がラク

夜勤明けキャンプは、“快適性”よりも“気楽さ”の方が大事かもしれません。

豪華な道具をそろえなくても大丈夫。

椅子とコーヒーだけでも、気分はかなり変わります。

タクシードライバーとキャンプは相性がいいと思う

タクシードライバーは、不規則勤務です。

土日休みではない人も多いです。

でも逆に言うと、平日に動けるというメリットがあります。

これはキャンプと相性がいいです。

平日のキャンプ場は、比較的静かなことが多いです。

料金も安めに設定されている場合があります。

道路の渋滞も、土日より避けやすい。

混雑を避けて自然の中で過ごせるのは、タクシードライバーにとって大きな魅力です。

人混みの中で働いているからこそ、人の少ない場所に行きたくなる。

これも、タクシードライバーとキャンプの相性がいい理由だと思います。

まとめ|自然の中で頭を空っぽにする時間

タクシードライバーの仕事は、思っている以上に神経を使います。

常に周囲を見て、道を考え、お客様に気を遣い、時間や売上も意識する。

だからこそ、自然の中で頭を空っぽにする時間が必要なのかもしれません。

自分にとってキャンプは、単なる趣味ではなく、心と頭を整えるための時間です。

仕事で疲れている。

人混みに疲れた。

静かな場所へ行きたい。

そんなふうに感じているなら、一度キャンプ場へ行ってみるのもおすすめです。

豪華な道具は必要ありません。

コンビニコーヒーと椅子ひとつでも十分です。

若い頃、仲間とキャンプを楽しんでいた自分が、60歳を過ぎて再びソロキャンプに夢中になるとは思っていませんでした。

でも今は分かります。

タクシードライバーという仕事を続ける中で、自分にはこういう時間が必要だったのだと。

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